アベンジャーズ エンドゲーム 感想 (ネタバレ)
今更ながらエンドゲーム観ました。
作品制覇するつもりだったけど結局必要そうなところだけ観てからの視聴。
もしかしたら上映中に間に合ったかもしれないけど、あまり考えないようにしてる。
視聴済み作品は
・アイアンマン1~3
・キャプテン・アメリカ1~3
・アベンジャーズ1~3
というわけで感想。
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いや最高の映画だったねこりゃ。
ストーリーが面白いとか、あそこの演出が良かったとかそういう話じゃなくて、MCUを見続けてた人が観たかった物がこの映画には詰まってる。
「過去作のファンはニヤリとする場面が~」とかそんなレベルじゃない。ずっとニコニコ顔で見てた。
あと、あのメンバーのアベンジャーズは見られないっていうのが本当に悲しい。
アイアンマンもキャプテン・アメリカもキャラクターとして好きになってたから見終わった後眠れなかったわ。
2ヶ月前から見始めた自分でさえこの気持ちになるのに、2008年から劇場で追い続けてた人はどんな気持ちで劇場を後にするのか。最速公開の初回の時に行った人は一生自慢できるよ。上映中とかもやばいよね多分。
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「最悪インフィニティウォーだけ観ればいい」とか「アントマンルートがある」とか言ってる人たちがいたけど、マジで騙されるところだった。
ラストシーンがペギーとスティーブのダンスシーンなんだから「キャプテン・アメリカ ザ・ファーストアベンジャー」は絶対観るべきでしょ。
あとスタークが自分を犠牲にして世界を救うことの意味が「アイアンマン」を観てるかどうかで全然違う。スタークはやっとヒーローになったんだよ。感動したよ俺は。
こんなこと言い出したら全作品必須なんだけど、常にアベンジャーズの中心にいた2人は抑えておいて本当に良かった。
あとハルクも観てて良かった。大活躍してたし。
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この映画に限らずシビルウォーのときも思ったんだけど、乱戦になっても何をしてるのか分かりやすいのが凄い。
敵味方がごちゃごちゃ入り乱れても、ちゃんとゴールがあるんだよね。
今回なんてガントレットを味方でパスし合ってアントマンの車まで運べ!って完全にアメフトじゃん。
各ヒーローの戦闘も凝ってて面白いし、合体技とかサラッとやるところもあったりしてキャラクターに愛を感じる。
ピーターを助けに女性ヒーローが集まるところとか、キャップがムジョルニアを持つとことか熱い部分はちゃんとやってるから隙が無い。
あんだけシリアスな予告編やっといてノリが軽いのも良かった。一番面白かったのはソーがネトゲの対戦相手に電話でキレてるとこ。ここに限らずソーの掛け合いのシーンは全部面白くてシリーズを追いたくなった。
MCU観るまでヒーロー同士の掛け合いがこんなに面白いと思わなかった。
細かい台詞とか掛け合いでもファンサービスしてるのが楽しすぎる。
長々書いたけどこの映画で一番良かったところは、スティーブとペギーの約束を果たしてくれたこと。
スティーブが幸せになってよかった。
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多分散々語り尽くされていることをにわかの俺が色々書いたけど、言いたいことがまだまだたくさんあるし、人と語りたい映画だよね。
観てて楽しいシーン・感動するシーンが多すぎる。
エンドゲームだけ観るとか馬鹿なことしなくて良かった。
どっかで再上映してくれないかな。
次観るのはもうレンタル済みのガーディアンズオブギャラクシーです。
相当面白いらしいのでブログも書きます。
乞うご期待。
天気の子 感想 (ガッチリネタバレ)
「天気の子」見ました。
言いたいことがたくさんある。
【あらすじ】
島から東京に家出してきた主人公・帆高。弟と二人暮らしの100%の晴れ女・陽菜と出会い、異常気象で雨が続く東京で晴れを売ることで生計を立てていくことにする。
しかし天気を操れる力を持つ”天気の巫女”である陽菜は異常気象を止めるためいずれ人柱にならなければならない。
人柱になって消えてしまった陽菜をなんとか帆高は助け出すも、その代償として東京は雨によって水没してしまいました。
ざっくりこんな話。
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率直な感想を先に言うと、面白そうな雰囲気はあるけどあんまり乗れなかったな・・・という感じ。
この映画の気に入らないところは4つある。
1.説明台詞が多い
冒頭で陽菜が天気の巫女になるきっかけのシーンがあるんだけど、帆高の視点でナレーションが入ってるのよ。そこまでは良いんだけど、陽菜が廃ビルの上にある鳥居をくぐって、雨だった東京が晴れていく様子を「空が雲のベールを脱いでいくようで・・・」とか言って説明しちゃってんの!
そこは映像で表現しろよ!映画なんだから!
他にも帆高と陽菜と陽菜の弟・凪がラブホで和気あいあいとするシーンがあるんだけど、そこでも帆高のナレーションで「こんな生活がずっと続けば良いと思った・・・」とか言ってる。
そんなことこの映画観てた全員が思ってるわ!
一応その後に「神様、お願いです。これ以上何も足さず、何も引かないでください」って台詞があるんだけど、それが良い台詞なだけに直前の説明的な台詞が目立ってたと思う。
1回しか観てないけどこの2シーンは特に目について、映像で表現できてるから別に必要ないのにな~と思いながら観てた。君の名はではこんなこと無かったのに。
2.回収してない伏線が結構ある
序盤に雨水が空中に溜まってて一気に落ちてくるっていう描写が2回くらいあるんだけど、序盤の2回以降出てこないし何も説明もない。
てっきり晴れにする力を使う度に降るはずだった雨が負債として蓄積されるシステムかと思ったけどそんなこともなく終盤は普通の寒波が来る。
あと中盤に瀧君のおばあちゃんからの依頼で家まで行ったときに、死んだ母親が守ってくれるように迎え火を勧められるシーンがある。でも具体的に守ってくれたようなシーンは出てこない。
一番ギョッとしたのは指輪の伏線ね。
なんで最後指輪渡さないの?
場所もシチュエーションも何もかも完璧なのに指輪渡さない帆高。馬鹿なのか?
3.説明が足りてない部分が多々ある。
例えば陽菜が天気の巫女になったときに行くこの場所(下の画像)
この場所について最後まで説明がなくて、瀧君のばあちゃんの家でお彼岸の話がでるから多分あの世とかそんな感じの場所なんだけど、なぜか帆高もクライマックスで廃ビルの鳥居をくぐっただけでこの場所に行くんだよね。
ここがどういう場所で、行ける条件とかが分からないから帆高が廃ビルの鳥居から空に行けると確信してる理由が分からないし、結果鳥居くぐって画像の場所に飛んで行けても腑に落ちないというかあんまり気分が上がらなかった。
でもここのシーンで流れてる「グランドエスケープ」は曲の入りから何から何まで良かったね。これだけでも映画館で観る価値あるよ。
説明が足りないと言えば帆高と陽菜の背景も語られない。陽菜はまだいいよ。母親が病気で亡くなったてことは描写されてるし、バイトしながら弟と2人でなんとか暮らしてる感じは分かるから。
でもね、帆高の家出の理由はきちんと説明するべきだろ。作中では「光を追いかけた先が東京だった」とかぼんやりとしたことしか言ってなくて、何で東京にこだわるのかが全然伝わってこなかった。
で、こんなに説明不足・描写不足なのに必要なさそうなシーンが結構あるんだよねこの映画。
陽菜が天気の巫女になるきっかけのシーンが冒頭にあるって書いたけど、中盤に同じ説明を陽菜の視点で語り直すのよ。流れもほぼ同じ。
2回やる必要ある?しかも結構長いし。
あと終盤のスクーターでパトカーから逃げるカーチェイス的なシーンね。
このシーンでは帆高の行き先の説明しかしてないから絶対いらないと思う。アクションシーンが必要な映画でもないし、やることやってれば個人的にカーチェイスは好きだから嬉しいんだけど語ってないことたくさんあるからね。
この2シーンだけでも多分10分くらいある。
じゃあ家出の理由説明してくれ~
そして指輪渡してくれ~
4.個人的に嫌いだったところ。
帆高と陽菜と弟の3人が行く当てがなくてラブホに泊まる展開があるんだけど、ラブホの設備の描写がめちゃくちゃ細かいのよ。
それが「カラオケがあって、ジャグジー風呂があって、室内に食べ物の自販機があって・・・」って新海誠がニヤニヤしながら中高生に説明してる感じがしてキモかったんだよね。
今回は「君の名は」と違ってファミリー向けじゃないってことなのかもしれないけど、なんか受け付けなかった。
帆高の性格も気に入らなかった。
最終的に東京の天気より1人の女を選ぶ男だから自分勝手な性格になるのは分かるんだけど、猫を拾ってきたのに世話をする描写がないっていうのが嫌だった。猫を大切にしないやつはダメ人間だよ。
あともう1つ気に入らないところ。陽菜が人柱になる覚悟を決めて朝になると着てたバスローブを残して消えてるんだけど、バスローブの下は裸なのよ。
で、消えた陽菜は雲の上の空間でなぜか序盤に着てた私服を着てる。でも帆高から貰った指輪は指を貫通して落とす。
は?じゃあ何でその服は着てられるの?
裸になることから逃げるなよ!
やりたい演出と設定が矛盾するのは「君の名は」でもあったから新海誠はこういうことやっちゃう人なんだと思う。
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この映画を観てて帆高に感情移入できないのは問題だと思ったよ。
好きなキャラクターはいるし、花火大会のシーンとかクライマックスは映画館で観て良かったと思うけど、気に入らない部分をカバーしきれなかった。
映画に乗り切れなかったなという感じでした。
はい。
インクレディブルハルク 感想 (がっちりネタバレ)
インクレディブルハルクやっと見ました。
MCUを見るにあたってハルクの視聴は必須ではないということになっている。
理由は主役俳優がアベンジャーズでは降板してるかららしい。
そんなハルクでも感想を書いていく。
見てる人少なそうだからストーリーは全部書く。
【ストーリー】
強化兵士を作るための放射能実験失敗によってハルクになってしまった主人公ブルース。
実験場から逃げる際に当時の彼女とその父親(軍人)を負傷してしまった為、アメリカ軍に追われる身となる。
5年間ブラジルで隠居生活しているもついにバレて追われる、逃げる、追われる、逃げる
追われる、逃げる、終わり。
いや何も解決してないじゃん
この映画の凄いところはハルク誕生のきっかけとなった実験事故のシーンが5分くらいのダイジェストで語られるところ。
マジでアニメとかの「前回までのあらすじ」みたいに説明される。
アイアンマンでは1時間くらいかけてたところを5分で済ますハルク凄い。
ブルースの性格も普段は落ち着いてて、
柄の悪いやつに絡まれた時も喧嘩慣れしてなさそうなのが意外だった。
ハルクになると暴れまくるからギャップが良いね。
心拍数が上がるとハルクになるから「ヒーローになることの葛藤」が無いのかと思いきやちゃんとあるのも偉い。
ブルースは隠居生活中もハルクを消す治療をしてて、終盤では知り合いの科学者宅にいってハルクを消す一歩手前までいく。
でも治りかけてたのに最終戦で街を守るために変身する。ここは熱くて好き。
あと見所は、中盤の大学での軍隊との戦闘シーン。
肉体強化されてて身体能力が馬鹿高い兵士がアメリカ軍にいるんだけど、そいつがハルクに一人で立ち向かっていくから見応えがある。
ハルクの攻撃を避けまくって、グレネードランチャーとかハンドガンで応戦する。
このシーンはハルクより兵士を応援してしまった。
ハルク自体はCGなんだけど破壊されてる車とかは実物だから金がかかってて迫力が凄い。
この映画は全体的にシリアスっぽい感じなんだけど少ないギャグシーンの1つが「心拍数が上がるから元カノとセックスできない」ってシーンだった。
今のMCUはディズニーに買収されてるからこういうシーンも無くなるのかな。
納得いかなかったところはヒロインの彼氏の扱いかな。
追われる身の主人公が行く当てが無くて元カノの勤め先に行くんだけど、もう別の男と付き合ってる。
会わないですまそうとも思うんだけど結局会って軍との戦いに巻き込んじゃう。(大学の中庭での戦い)
そこに彼氏もいるんだけどブルースのことを信頼して身を引く。
理由はハルクの状態でもヒロインを流れ弾から守ったから。
ブルースと一緒にいること自体危険だろ??????
軍はブルースに普通に銃向けてんだぞ。
あんな爆発しまくりの暴れまくりの戦い見せられたらハルクに自我があってもやばいけどなあ。分からんなあ。
ちなみにその彼氏はその後一切出ない。
かわいそすぎるぜ。
最終戦は割と熱かった。
ラスボスはさっき書いた強化兵士が、強さを追求しすぎて自我を忘れてハルク化するんだけど筋肉同士のぶつかり合いが暑苦しくて良い。
こういうCGのモンスター同士が戦う映画って画面がごちゃごちゃして見づらくなることが多いんだけど、この映画は見やすかった。MCUはこういうところが丁寧に作られてる気がする。
あと驚いたのがハルクに必殺技があることね。
ハルクが「ハルクスマッシュ!」って言ってたからね。マジで。
真面目なブルースが言ってると思うと笑える。
気に入らなかった点は、ブルースはハルク化してもズボンは残ってるのにラスボスはハルク化したら全裸。なんでだよ。
【まとめ】
好きなシーンもあったけど、内容はほぼ無いからそこだけ評価が分かれるかなという感じ。
真面目に見る予定だったけどあまりに内容が無さ過ぎて途中からハースストーンしながら見てました。
アベンジャーズでもハルクスマッシュしてくれないかな。
次は「アイアンマン2」を見たい。
いつになるやら。
アイアンマン 感想 (ネタバレあり)
アイアンマンを今更見た。
他のMCU作品は全く見たことがないので、エンドゲーム公開を機に
MCU教に入信しようと思う。
絶対公開中に間に合わないけど全作見て感想も書くつもりです。
というわけで、アイアンマン(2008)の感想を書いていく。
まず前知識として
・スタークは社長である。
・スタークは発明家でもある。
ということしか知らなかったからなんでヒーローになるのか興味があった。
やっぱりアメコミ映画の1作目ではそこが1番描きたいところだと思うのよ。
しかも社長ともなるとヒーローの責任以外にも会社との折り合いをつけないといけないからそこも気になる。
・映画が始まると、スタークが会社の何かの式をすっぽかしてギャンブルしてたり
取材に来た記者と出会って5分でセックスしたりやりたい放題。
雑誌の表紙モデルと毎月寝たこともあるらしい。 めっちゃ自由人。
・そんな遊び人のスタークだけど、自社製品で世界を平和にするという信念がある。
スタークの会社は兵器や武器を開発・生産する軍事企業なのだ。
・アフガニスタンで最新ミサイル兵器「ジェリコ」をプレゼンした後ゲリラに襲撃される。一緒に移動してた米軍兵は全員殺されて、スタークも重傷を負う。しかもそのゲリラは皆スターク社の武器を使っていた。
スタークの技術力に眼をつけたゲリラに「道具や材料は用意するからジェリコをここで作れ」と命令される。ゲリラの基地は洞窟で設備も何もない。いくら何でもむちゃくちゃだと思うが、断れば殺されるから渋々了承するスターク。
・同じく捕まっているインセン博士と協力して作業を始めるが、馬鹿正直にジェリコを作っても結局殺されるだけ。しかしスタークにはなにか策があるらしい。
その作戦とは・・・
ジェリコを作るふりをしてパワードスーツを作って脱出するというものだった。
凄すぎるぜスターク。でも絶対バレるだろ。
・なんとか完成させたスーツで基地を脱出してアメリカへ戻り、速攻で記者会見を開くスターク。自社製品がゲリラに使われ、殺されかけたこともあり心を入れ替えて軍事産業から撤退することを宣言する。
・更にゲリラに自社製品(ジェリコ等)が自分の許可無く出荷されてることを知ったスタークはパワードスーツを改良して自分の手でゲリラを壊滅させ、兵器を破壊しに行く。
長々と書いたけどこれがアイアンマン誕生の経緯である。
要するに自社製品が平和のためでなく戦争を助長する形で使われていたから
それを自らの手で正したい、罪滅ぼししたいということだ。
この理由だとスターク社とは関係ないヴィランが出てきても戦う理由がないし、
会社としてもスーツを他に売る気が無いんだからスタークの自己満足にしかならない。
アイアンマン2,3以降にアメリカを守るヒーローとして完成していくのかなと思う。
それか、この自分勝手な性格のまま自分が過去に作った敵とだけ戦っていく感じなのかもしれない。かなり仕事で恨まれてそうだからその方が面白そう。
実際この映画のヴィランはスターク社の副社長で、営業方針の違いからスタークを消そうとする。利益を重要視した副社長がゲリラに兵器を勝手に売っていて、最初のゲリラ襲撃も実は副社長が暗殺依頼していた。
最後にアベンジャーズに勧誘されてたけどスタークは見栄だけでヒーローを名乗っただけで絶対入ろうとしないよな。ああいう組合とかめんどくさがりそう。
あげるとキリが無いくらい好きなシーンは多かった。おかしいと思ったのはゲリラに
スーツ作りがバレたとこくらい。
明らかにミサイルとは関係ない部品作ってるのに見逃してくれる理由が分からなかった。ジェリコが欲しいにしても今作ってるスーツを壊すぐらいしろよ。
1番面白かったシーンは初めてスーツで飛行して、屋上に着陸するときに
重すぎて地下の作業場まで貫通して落ちるところ。
最終決戦の時もその穴から出発してて笑ってしまった。
車とピアノもぶっ壊しててそれに伏線が張ってあるのが細かくて良い。
これに限らず伏線回収がたくさんあるのも良かった。
作業場のロボットアームが最後に活躍するところとかね。
ついにMCUという大きな世界に足を踏み入れてしまった。
正直スパイダーマンと同じくらいはまってしまったかもしれない。
この自分勝手な社長がアベンジャーズでどう他のヒーローと絡んでいくのか楽しみで仕方ない。
2,3もアベンジャーズもすぐに見たいくらいだけど、次に見るのは
「インクレディブルハルク」です。アマゾンプライムで見ます。以上!
『ライフ』とか言う意識が低い映画
『ライフ』という映画を見た。
去年の夏ごろ劇場に見に行って、先週レンタルでも見た。
内容はよくあるエイリアン物で、火星から見つかった微生物が急成長して
国際宇宙ステーションの宇宙飛行士たちを殺しまくる、みたいな感じ。
劇場で見たときは「スゲーB級映画だったな~」くらいの感想だったんだけど、
例の神映画『インターステラー』を見た後だと、意識の低さより際立つ。
『インターステラー』の何が凄いって、ブラックホールとか4次元空間を映像化してるところ。
そんなん誰かが見たことあるか??なんで映画にできるの??
4次元空間と言えばドラえもんの引き出しの中しか思いつかないけど、
あれを実写で説得力のある映像にすることがもう凄いことだよ。
あと専門用語がガンガン出てきて、それを理解してないとどういう理由でその結末になるのか理解ができないところも凄い。
相対性理論の理解も当たり前のように求めてくるから、正直難しい映画だった。
「事象の地平線」とか「ブラックホールの特異点」とか何を言ってるんだ????って感じ。今でも単語の意味はよく分からない。
でもそういう専門的なセリフは理解できなくても、ストーリー展開は理解できて滅茶苦茶熱いし感動するから、評価の高い映画なんだと思う。
普通に泣いたからね俺も。
それに比べて『ライフ』は…
何もかもしょーーーもなさすぎる
エイリアンが追ってきて、間一髪ドアが閉まってエイリアンが激突、とか
ずっとエイリアンの世話をしてた生物学者がエイリアンを庇う、とか
やっとエイリアンを隔離したその部屋に救助船がドッキングする、とか
どっかで見たよーなシーンが出まくり。
エイリアンのデザインもさ、最初はアメーバみたいなんだけど成長すると触手が生えてきたり、三角形の顔ができてくるわけ。
色も半透明だからさ、思いっきりイカ星人なのよ。
イカだぜイカ。
火星から来たイカ星人と戦う映画って、本当に2017年の映画か???
あとこの映画の結末は、意識が低いなんてもんじゃないから逆に一見の価値あり。
B級映画が好きな人なら、映画レビューサイトでニコニコ顔で☆5個つけるよ。
『ライフ』は『インターステラー』と違って何にも考えずに見れるのがいいね。
1800円出す価値はないけど、テレビでやってたら絶対見た方がいい。そんな映画。
俺は☆5個。
狂気が怖い
昨日『凶悪』という映画を観た。リリーフランキーとピエール瀧が犯人役で出てるサスペンス映画だ。この2人が老人を生き埋めにしたり、焼却炉で燃やしたりする。マジでやばい。
この映画の何が一番怖いって、ピエール瀧とリリーフランキーがラジオとかテレビで見てる印象とすごく近いんだよね。家族といるシーンではピエール瀧はニコニコした親父だし、リリーフランキーもひょうひょうとしたおっさんって感じ。そんな2人が爆笑しながら30秒くらい老人にスタンガン当てたり、スピリタス一気させたりするのがスゲー怖い。「あれは演技じゃなくて、いつもやってることなのかも」って思っちゃう。
思えば自分は幽霊やゾンビより狂人が怖い。『アイアムアヒーロー』でも塚地が一番怖かった。あの塚地もアメトーークとかエンタで見てた塚地に近いからだろうな。見慣れた人がいつもの調子で人を殺してるのが怖いんだよね。
布団の中に幽霊がいるよりテレビで見る人が狂ってる方が俺にとって身近にある恐怖だよ。
ブログを始めました
繰り返しの毎日に嫌気がさして、ブログを始めることにしました。
日々の出来事とか映画やゲームのこと、趣味のこととかたくさん書くと思います。
暇な今の時期しか続かないかもしれませんが読んでくれたら嬉しいです。