インクレディブルハルク 感想 (がっちりネタバレ)
インクレディブルハルクやっと見ました。
MCUを見るにあたってハルクの視聴は必須ではないということになっている。
理由は主役俳優がアベンジャーズでは降板してるかららしい。
そんなハルクでも感想を書いていく。
見てる人少なそうだからストーリーは全部書く。
【ストーリー】
強化兵士を作るための放射能実験失敗によってハルクになってしまった主人公ブルース。
実験場から逃げる際に当時の彼女とその父親(軍人)を負傷してしまった為、アメリカ軍に追われる身となる。
5年間ブラジルで隠居生活しているもついにバレて追われる、逃げる、追われる、逃げる
追われる、逃げる、終わり。
いや何も解決してないじゃん
この映画の凄いところはハルク誕生のきっかけとなった実験事故のシーンが5分くらいのダイジェストで語られるところ。
マジでアニメとかの「前回までのあらすじ」みたいに説明される。
アイアンマンでは1時間くらいかけてたところを5分で済ますハルク凄い。
ブルースの性格も普段は落ち着いてて、
柄の悪いやつに絡まれた時も喧嘩慣れしてなさそうなのが意外だった。
ハルクになると暴れまくるからギャップが良いね。
心拍数が上がるとハルクになるから「ヒーローになることの葛藤」が無いのかと思いきやちゃんとあるのも偉い。
ブルースは隠居生活中もハルクを消す治療をしてて、終盤では知り合いの科学者宅にいってハルクを消す一歩手前までいく。
でも治りかけてたのに最終戦で街を守るために変身する。ここは熱くて好き。
あと見所は、中盤の大学での軍隊との戦闘シーン。
肉体強化されてて身体能力が馬鹿高い兵士がアメリカ軍にいるんだけど、そいつがハルクに一人で立ち向かっていくから見応えがある。
ハルクの攻撃を避けまくって、グレネードランチャーとかハンドガンで応戦する。
このシーンはハルクより兵士を応援してしまった。
ハルク自体はCGなんだけど破壊されてる車とかは実物だから金がかかってて迫力が凄い。
この映画は全体的にシリアスっぽい感じなんだけど少ないギャグシーンの1つが「心拍数が上がるから元カノとセックスできない」ってシーンだった。
今のMCUはディズニーに買収されてるからこういうシーンも無くなるのかな。
納得いかなかったところはヒロインの彼氏の扱いかな。
追われる身の主人公が行く当てが無くて元カノの勤め先に行くんだけど、もう別の男と付き合ってる。
会わないですまそうとも思うんだけど結局会って軍との戦いに巻き込んじゃう。(大学の中庭での戦い)
そこに彼氏もいるんだけどブルースのことを信頼して身を引く。
理由はハルクの状態でもヒロインを流れ弾から守ったから。
ブルースと一緒にいること自体危険だろ??????
軍はブルースに普通に銃向けてんだぞ。
あんな爆発しまくりの暴れまくりの戦い見せられたらハルクに自我があってもやばいけどなあ。分からんなあ。
ちなみにその彼氏はその後一切出ない。
かわいそすぎるぜ。
最終戦は割と熱かった。
ラスボスはさっき書いた強化兵士が、強さを追求しすぎて自我を忘れてハルク化するんだけど筋肉同士のぶつかり合いが暑苦しくて良い。
こういうCGのモンスター同士が戦う映画って画面がごちゃごちゃして見づらくなることが多いんだけど、この映画は見やすかった。MCUはこういうところが丁寧に作られてる気がする。
あと驚いたのがハルクに必殺技があることね。
ハルクが「ハルクスマッシュ!」って言ってたからね。マジで。
真面目なブルースが言ってると思うと笑える。
気に入らなかった点は、ブルースはハルク化してもズボンは残ってるのにラスボスはハルク化したら全裸。なんでだよ。
【まとめ】
好きなシーンもあったけど、内容はほぼ無いからそこだけ評価が分かれるかなという感じ。
真面目に見る予定だったけどあまりに内容が無さ過ぎて途中からハースストーンしながら見てました。
アベンジャーズでもハルクスマッシュしてくれないかな。
次は「アイアンマン2」を見たい。
いつになるやら。